今、迫られる企業のGX戦略。
パソナグループができる支援とは―。
パソナグループは持続可能な社会の実現を目指し、将来を担う次の世代に健全で美しい地球環境を残すため、企業活動を通して環境保全活動に努めています。また、グループ各社では、GX（グリーントランスフォーメーション）を目指す企業・自治体等のお客様に向けて、様々なサービスを展開しています。
今回のSONAERUは、企業にGX戦略が求められる社会的背景や「パソナグループGXソリューション」の強みなどを、パソナHRソリューション 石田正則会長にお伺いするとともに、パソナグループ各社の多様なサービスを一挙に紹介します。
GX（グリーントランスフォーメーション）とは
温室効果ガスの排出量削減を目的に、化石エネルギー中心の産業・社会構造を、クリーンエネルギー中心の構造に転換していく、経済社会システム全体の改革への取り組みのこと。
パソナグループが支援する企業のＧＸ戦略
▲株式会社パソナHRソリューション 石田正則 代表取締役会長
―企業は今、どのような社会的背景からGXへの取り組みが求められているのでしょうか。
理由は4つあります。
1つ目は「気候変動の深刻化と国際的な取り組み」です。地球温暖化の加速や世界の平均気温上昇を1.5℃に抑えるという目標が掲げられた2015年パリ協定などが背景のひとつにあげられます。
2つ目は「新たなビジネスチャンスの創出」です。顧客や投資家から、サプライチェーンの持続可能性などに関する要求が高まっており、企業はサプライチェーン全体での脱炭素化を進める必要があり、また、そこで新たなビジネスチャンスが生まれる可能性があります。
3つ目は「社会全体の要請」です。企業の従業員や消費者などの一般市民も環境問題に関心が高まり、企業の社会貢献活動や環境への取り組み、環境に配慮した商品やサービスを求める傾向が強くなっています。
4つ目は、「企業経営」です。GX戦略は企業の競争力を強化する重要な要素であり、また気候変動や環境規制への対応は企業のリスクマネジメントの観点からも不可欠になっています。
―GXを進めるにあたり、企業はどのような課題を抱えていますか。
これまで、多くのお客様からGX戦略について沢山のご相談をいただいてきました。
「どこから取り組みを始めたら良いかわからない」「方針は決まったが担当者に知識がない」「CO2排出量の算定業務やデータ管理が複雑で困難」など、各企業それぞれのフェーズで様々な課題があります。
ご相談をいただいた際、お客様の状況を知るためにまずは「知る」「測る」「減らす」のどのステージでお客様が課題を抱えているか確認し、脱炭素経営7ステップの状況に合わせたソリューションを提供します。
―パソナグループのGXソリューションならではの強みがあれば教えてください。
グループ各社の連携ですね。たとえば、パソナJOB HUBが環境経営の専門組織立ち上げ支援や情報開示業務の支援など環境経営に関するコンサルティングサービスを提供していたり、パソナHRソリューションがCO2排出量可視化支援や環境教育の支援、パソナ日本総務部が工場など設備の環境対応支援、またそういった業務に伴う人材面の支援をパソナが行っています。
このようにグループ各社が様々な事業を展開しているからこそ、それぞれのお客様に合わせた解決策、ソリューションを提供できます。
環境経営の推進を支援するパソナグループ各社の多様なサービスをご紹介！
・環境経営コンサルティング（パソナJOB HUB）
ESGやサステナビリティに関わる経営戦略の策定や、専門組織の立ち上げ、サプライチェーンマネジメントを支援。
・CO2排出量可視化支援（パソナHRソリューション）
CO2をはじめとする温室効果ガス(GHG)排出量の可視化に向けた、算定作業や複雑なデータ管理を支援。
・環境負荷低減／省エネ化支援（パソナHRソリューション、パソナ日本総務部）
施設管理の専門知識を活かし、施設や設備の省エネ化に向けた分析から対策立案、ソリューション提供までを支援。
・施設管理（パソナ日本総務部）
オフィスや工場・商業施設の法令等への環境対応を支援。
・組織風土醸成（パソナHRソリューション）
環境意識の醸成や積極的な環境アクションの推進。
・環境教育（パソナHRソリューション）
環境経営やGXの推進をはじめとする、サステナブル経営をリードする人材の育成に向け「PASONA ESG ACADEMY」を提供。
詳細はこちらのパソナグループGXソリューション資料をご確認ください。
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株式会社パソナHRソリューション
サステナビリティ経営支援事業
kankyou@pasona-hrs.co.jp