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持続可能な社会の実現に向けて 企業の「SX」をトータル支援
新会社『株式会社パソナサステナビリティ』設立
株式会社パソナグループは、企業の「SX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)」を総合的に支援する新会社『株式会社パソナサステナビリティ』を設立しました。
パソナグループでは、2022年より「GXソリューション」の提供を開始し、環境経営コンサルティングやCO2排出量可視化支援サービス、またサステナビリティ人材の育成プログラムなどを提供。また、人的資本経営支援では、情報開示や可視化等のサービスを展開してきました。
この度、企業を取り巻く国内外の制度改定、サステナビリティ経営の拡大に対応するべく、当該領域のトータルソリューションを提供する新会社『株式会社パソナサステナビリティ』を設立。今後の更なるサービス拡充を目指してまいります。
イタリア政府とパソナグループが文化プログラムで連携
大阪・関西万博 イタリアパビリオン及び関西地域よりイタリア文化・芸術を発信
イタリア政府と株式会社パソナグループは、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)及び関西地域で開催する音楽や舞台芸術等の文化プログラムを通じた「イタリア文化・芸術の発信」に関するパートナーシップ契約を締結しました。
同契約を通じて、大阪・関西万博の会期中にイタリア館劇場にて開催される、音楽や舞台芸術のライブパフォーマンスイベント等の企画・運営を、パソナグループが中心となり実施いたします。
また、同イベントに出演するイタリア出身のアーティストらに対し、淡路島を中心とした関西地域で芸術活動を披露する機会を創出することで、日本の文化機関との連携強化を図ると共に、ユネスコ無形文化遺産でもあるオペラをはじめ、イタリアの伝統ある音楽・文化・芸術の認知拡大に貢献してまいります。
尚、今回のプログラムは、史上初のローマ教皇庁と万博のコラボレーションの一環でもあり、日本におけるローマ教皇庁の一連の文化活動の支援へと繋がります。
伝統文化の継承・地域活性化を目指す 京都府の芋焼酎蔵を再生
パソナグループ 『丹後・酒蔵再生プロジェクト』 開始
~京丹後産のさつま芋を活用した新ブランド焼酎『丹後蔵』を開発~
新ブランド焼酎『丹後蔵』ほのかな杏(あんず)のようなフルーティな香りと胡桃に似た風味が特徴
株式会社パソナグループは、京都で唯一芋焼酎を専門に酒造する「株式会社丹後蔵」の株式を取得し、地域産品を活用した新たな「ブランド焼酎」を開発・販売することで、日本の伝統文化の継承・地域の活性化を目指す『丹後・酒蔵再生プロジェクト』を開始しました。
また、プロジェクト開始に伴い、京丹後産のさつま芋等を活用した焼酎『丹後蔵(たんごくら)』の販売を開始しました。
パソナグループでは、株式会社丹後王国ブルワリーが京丹後を拠点に“地域商社"として、自家製クラフトビール「TANGO KINGDOM Beer®」等、地域産品を活かした商品開発・販路支援を行っているほか、株式会社匠創生が日本の古酒文化を継承するべく、長期熟成古酒のプレミアムブランド「古昔の美酒」を展開。
酒類販売業を通して、地域の活性化・酒蔵支援に取り組んでまいりました。
そしてこの度、地元に愛されながらも、一時製造停止・廃業を検討していた株式会社丹後蔵からの声を受け、同社株式の取得・子会社化を実施。これまで培った地域商社・酒類販売のノウハウを活かしながら、京丹後産のさつま芋等の地域産品、丹後・金刀比羅神社の湧き水を使った商品開発を行うほか、国内外への更なる販路開拓を推進することで、酒造りの伝統文化の継承・地域の活性化を目指してまいります。
パソナグループと国連ユニタール 共同研修を兵庫県淡路島で実施
海洋と人間安全保障におけるアジア太平洋リーダーの育成
株式会社パソナグループは、国連訓練調査研究所(ユニタール)と締結した覚書(MOU:Memorandum of Understanding)のもと、アジア太平洋の18か国から集まった50人のリーダーを対象に、2月10日~12日にかけて兵庫県淡路島にて、共同で研修を実施しました。
本研修は、国連ユニタールが日本政府の支援を受け実施する「しまなみコレクティブ」イニシアティブの一環として行われている「自由で開かれたインド太平洋のリーダー育成研修:海洋と人間の安全保障」研修事業における研修項目として実施。参加者達は、インド太平洋地域における海洋と人間安全保障の課題の効果的な対処について、実践的なスキルを学びました。
パソナグループは、本研修の実施にあたり、淡路島でのフィールドワークや講義など、学習項目のデザインや運営を国連ユニタールと共同で実施。研修では、地方創生の取り組みに関する講義、株式会社パソナ農援隊の「農ある暮らし」をテーマとした講義・ツアーを通じて、安全な食や持続可能な農の在り方などを紹介しました。
パソナグループと国連ユニタールは、引き続き海外の若者らの活躍支援を推進していくとともに、開発途上国の発展と経済促進を支援してまいります。
大阪・関西万博 パソナグループ×CYBERDYNE
世界初公開 最新テクノロジーを体感できる 『未来のわたし』展示
~ 「人」と「サイバー・フィジカル空間」が融合した未来社会を提案~
株式会社パソナグループは、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)にパビリオン「PASONA NATUREVERSE」を出展しています。そして、同パビリオンの「からだゾーン」において、パソナグループとCYBERDYNE株式会社は共同で、人とサイバー・フィジカル空間(※1)が融合し、人とAI・ロボットが協調する未来社会を表現する『未来のわたし』に関する展示を行っています。
パビリオン「PASONA NATUREVERSE」では、「からだ・こころ・きずな」をテーマに様々な展示を展開。「からだゾーン」の展示の一つとして、パビリオンの展示協賛パートナーであるCYBERDYNEと共同で、『未来のわたし』展示を行っています。表現しているのは、人とサイバー・フィジカル空間が融合し、人の身体能力が拡張されることで、場所や空間の制限を受けることなく、誰もが生涯にわたって活躍できる未来社会です。
同展示は3つのテーマで構成。①「身体機能が改善・再生するわたし」では、自身の意思に従った動作を実現する世界初の装着型サイボーグ「HAL(ハル)」などにより、加齢や病気等によって低下した身体機能を改善・再生することができる社会を提案。②「生活空間を拡張するわたし」では、マスター・リモートシステムという遠隔技術によって“もう一人のわたし"が活躍することで、場所や空間に縛られない生き方や働き方が実現する社会を提案。そして、③「安心して見守られるわたし」では、自身のバイタル情報を読み取る小型センサーによって、健康状態の変化を常に検知することができる社会を提案します。
パソナグループとCYBERDYNEは本展示を通じて、テクノロジーが一人ひとりのWell-beingを実現するために発展し、人とAI・ロボットが協調することで、真に豊かな生き方・働き方が実現した「NATUREVERSE」の世界を提案いたします。
なお、本展示は内閣府が実施する「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期」(※2)の研究開発の取り組みの発表の場として、世界中から訪れる来場者の皆さまに広く情報発信を行ってまいります。
(※1)サイバー・フィジカル空間とは:実世界(フィジカル空間)と仮想世界(サイバー空間)が融合した空間のこと
(※2)「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期/人協調型ロボティクスの拡大に向けた基盤技術・ルールの整備/利用者に寄り添った人協調ロボティクスの円滑な導入・活用・メンテサービスの研究開発」